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Pan Records

戦前ブルース音源研究所

Pre War Blues Laboratories

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いよいよ KG-14 (Carson Robison)の、ジオメトリーがボブの写真のギターに合致するかの検証です。



【左海様の検証】 


 では、左海様の検証資料を確認してみましょう。

fig-14-2のMontgomery Wards 1937年に販売されたとされるRecording King (gibson kalamazoo KG-14同型)の実物写真を

ボブの写真に重ねてみました。

     fig-16.17.18

 レイヤー0                     レイヤー50%                      レイヤー100%

縦横比率を等倍可変で ボブの写真に合わせて重ねます・・・ 徐々にレイヤーを実物へと。

フレットが太く写っていたのは やはりシャッター時にギターが動いた事によるブレであり、レイヤー50%の写真を確認すると

フレットピッチが合致し、フレットの本来の位置が現れてきます。サウンドホールのパーフリングも同様です。

(左海様より : サウンドホール部分のみ輪の輪郭をぼかす処理をしてあります)

とても興味深い検証資料だと思います。 若干の傾き誤差があるものの長さなどは良く合致している様に見えます。

これはKG-14(carson robison)で決定的ではないでしょうか?

皆さんよくご覧下さい。 どうの様に思われますでしょうか?

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余談 : ボブの写真はネックのヒール部分を支点としてボディ側が僅かに動いてしまった写真です、

これはシャッターの瞬間にギターを弾いてしまったからであろう。 

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【総合的な類似点】


 

 くわえタバコのボブが持っているギターは、KG-14の特徴に多くの類似点がありました。

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15フレットにポジションマークがない(KG-14の特徴と合致)

バックサイドにバインディングがない(KG-14の特徴に合致)

ナットに黒色(エボニー)を使用(KG-14に多いナット)

フレットボードからサウンドホールまでの特徴的な距離(KG-14の特徴と合致)

ボディトップの写る範囲にサンバーストのぼかし塗装が見られない(現物はこれより下方向にサンバーストがある。酷似)

 ネックヒールの形状が酷似。

フレットピッチが合致(KG-14の特徴的スケールに合致)

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ギターのフレットは正しい規則で割り振られている為に、異なるスケールを持つ場合はフレットピッチが合致しません。
フレットピッチにも合致するというギターメーカーの特徴に整合性が確認できます。(完全に正確ではないかも知れません)

バックのバインディングが無く、15フレットにポジションマークが無く、太く写ったサウンドホールのパーフリング円径も合致。

ネックヒールの形状も酷似し合致している、そして他社には見られないフレットボードからサウンドホールまでの距離まで合致.

1937年にMontgomery wardsが販売した Carson Robison のNew model ギターにぴったりである事が証明出来ました。

その一年前にリリースされたと言われている Kalamazoo KG-14とも全く同じスペックである。

これら 多くの類似点より 写真のギターは Gibson Klamazoo KG-14 であることが 証明出来たのではないでしょうか?

 

私達の結論は やはりこのギターは KG-14 であると判断致しました。

 

 ヴィンテージギターの常識・定説から考察すれば、このギターは1930年代の後期に多く販売されていたギターであります。

ここまで酷似したギターは、1930年~35年には現在の私達の情報・資料には無く、逆に、写真が1931~33年とするのであれば、

その写真に写っているギターの特徴に同様以上に酷似し1931年には存在したギターを探し出すか、KG-14がカラマズーブランドを

立ち上げる前に 販売していたという証拠を提示するしかありません。  (戦前ブルース音源研究所)




  【写真撮影の時期の不確か性について】


 

 

  fig-19 

この写真が撮影された時期が1935年とされている理由は私達には判りません。

これは主観に過ぎませんが、くわえタバコの写真の方が若い印象を持つ方は皆さんの中にも多い事だと思うのです。

  fig-20

坊主頭の髪が伸びてウエーブの掛かった髪型になり、顔の表情から少し歳を重ねた印象に感じます。

 fig-21

 もしも そうだとすれば この写真 fig-21 は1936年以降 1938年頃ではないでしょうか?

逆に帽子を被った写真 fig-21 が1935年だとすれば、タバコをくわえた写真はそれ以前と言う事になり、上記の検証により存在しないギター

抱えて写真を撮った事になるのです。   

まさか 悪魔に未来のギターをもらったなんて言い出しゃしねぇだろうな   【菊地】

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 【一旦 まとめ】

最初、ステファン・ラヴィアによってこの写真が世界に発表されたとき、ダイム・フォトは、「early1930s」に撮影された、

ということになっていました。それが、いつの頃からか、「1933年」に撮影されたことになり、

更に「1930年終わり頃から1932年の初め頃 」となったのはなぜでしょう?

リサーチャー間でも、こちらのダイム・フォトのボブ fig-20 の方が、スタジオで撮影されたボブより、若く見えると判断してい

るからではないでしょうか?

ゆえに、   >「1935年」に撮影されたといわれるスタジオ写真より前に、ダイム・フォトは撮影されているはずだ、


       >いや、そうでなくてはつじつまが合わない


と考え、ダイム・フォトの撮影時期をできるだけ、ボブの若い方へずらそうという「作為」が見え隠れします。

ところが、実際には、ダイム・フォトは写っているギターから、最も早くて1935年、ギターの市場への流通を考えると、

1936年秋頃に撮影された、ということになり、スタジオ写真より実際は1年後の写真ということになります。

ダイム・フォトの写真の方が、スタジオ写真より若く見えるから、先に撮られたに違いないという、リサーチャー達の

見解による2枚の写真の撮影時期の判断は非常に甘く、 間違いの可能性が大きいのです。 【山本】

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【疑い・・・】

それとも・・・・・・

この2枚の写真の被写体は 本当に同一人物なのでしょうか?

 

 どちらかの人物は ロバート・ジョンソンではない のでしょうか? 

左耳の大きさを基準に 2枚の写真の顔を合わせてみました。上記2枚の写真 fig-20, fig-21 です。 

両目の高さに対して耳の位置は、顔の傾きによりずれてしまっております。

耳の中の模様(形)が違う様にも感じます、しかし眉毛の角度などは類似しておりますし、左まぶたも定説通り似てますがご覧の通りそっくりではありません。

この検証は、これ以上は・・・皆さん それぞれで考えたらいかがかと。。。。

皆さんはどのように感じますか? 

撮影時のカメラの位置や光量の関係のためか 人物の印象を変えてしまう黒目の大きさ が違う事が気になります。【菊地】

 


 

  【財団の見解について】




このフックス・スタジオの写真がどういう事情で発見され、それが何故フックス・スタジオで1935年に撮影されたということが分かったのか?
ここの情報が完全に開示されない限り、この写真の人物が同一人物であるという証拠はなくなります。

順番では、ダイム・フォトが先に発表されていますから、ダイム・フォトが撮影されたメンフィスで最も有名なフックス・スタジオに残るブルース
マンの写真の中から、このダイム・フォトに最も良く似ている写真をステファン・ラヴィアが見つけ出し、「同一人物だ」、とこじつけている可能性
が無いわけではありません。

1935年にフックス・スタジオで撮影されたと言いきっていますから、フックス・スタジオに台帳が残されていたのでしょうか?それなら、それの
開示をラヴィア及び財団に強く求めます。(いずれ、質問状をラヴィアもしくは財団に送ります。)

なんの情報も無く、ただ似ているからという理由で、「同一人物だ」というならば、50%の確率で「別人だ」とも言えます。

そして、もし同一人物と確認できれば、フックス・スタジオとダイム・フォトの撮影時期は逆転します。


我々はステファン・ラヴィアと財団の情報操作に踊らされているだけなのです。彼らはボブの遺産が巨万の富を生むことを知っていますから
真実を知る必要はないのでしょう。いや、むしろ都合の良い真実を作ろうとしている様に思えます。
次回登場する、ボブの3枚目の写真に関する財団の動きなど正にそれです。真実など彼らにとってはどうでもいいことが良く分かります。


ロバート・ジョンソンは実は、未だに我々の前に本当の姿を現していないのかもしれません。
真に、「ファントム」と呼ぶにふさわしい男です。

もし、フックス・スタジオで撮影された人物がロバート・ジョンソンじゃなかったら、CDのジャケは別人だったという、大爆笑の大マヌケなことになります。     【山本】

 



*  速報 チャーリー・パットンとも交流のあったイシュマン・ブレーシーの新事実発表を次週お届け致します。

一週を挟み いよいよ ロバート・ジョンソンの3枚目の写真の検証を致します。  Ishman Braceyの新事実へ

  ロバート・ジョンソン写真の謎-5 完結編


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