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labo@pan-records.com
Pan Records

戦前ブルース音源研究所

Pre War Blues Laboratories

【回転数値の考察について】

1920年代から1930年代の録音の方法は多種多様の方法が試され実践され商品
として販売されております。

聴き手はゼンマイ動力の不安定な再生回転で楽しむ蓄音器時代や安定的な回転数
を保つ事が出来るモーター装備の電気式蓄音器へと変わって行きます。

私達は1920年代前期、中期、後期、そして1930年代と分けて考える必要があると認識してます。

録音の方法や機械が多種多様であるという理由は、レコード盤に刻まれている溝の間隔TP (Trace Pitch)が
異なる数値が計測される事により、TP設定を機械式に変更をした時代や異なる送りピッチの
複数台のカッティングマシンの存在が見えて来ます。

理由は横振幅による音圧と録音時間との相関であり、創世記には多くのエンジニアが知恵を
絞り試行錯誤を実践で行っていた事実があります。

TP と並行して計測するべきは、音程です。

1900~1930年代の当時の楽器メーカーの カタログ資料などから、音程基準はA440 Hzで
あった事が濃厚です。現在の基準と全く同じです。

78rpmで再生をしますと、キーから僅かに高い音程や、低い音程、丁度の音程などが
時代や録音場所によって統計的に検出されます。

演奏者が調律する楽器は別としてピアノやクラリネット、サックス、
などの音程を計測することは真相に近付きます。

また複数の楽器でのセッションも同様に演奏時の音程が確かであったという高い可能性があります。

78rpm再生のターンテーブルに、異なる回転速度で
録音を行った盤を乗せると音程がどの程度 変化をするのでしょうか。


  ( 1rpm / 78rpm ) * 100% = 1.28%
 fn = {2^(1/1200)}^C
log fn = C*log{2^(1/1200)}
C = log fn / log{2^(1/1200)}
fn = 1.0128
C = log1.0128 / log{2^(1/1200)}
C = 22.019
 

計算式は Harry Ferdinand Olson著 「Music, physics and engineering」
【1967】及び「SP盤的文献紹介」様HPの計算式

解説を参考文献と致しました。  
また 研究所会員 入江修氏(数学教諭)にご教授頂きました。


実際の音程の測定は、コンピューターを使用し行います。
作業主任 菊地明による作業内容につきましては研究所本部にお越しに
なってご確認頂く事をお薦めします。


音程は、数セントの聴き取り誤差で行っておりますがソースの状態などにより
10c~程度の誤差が生じている場合もあります。

複数回、複数人(検証)のデーターの統計、精査を重ねることでより正確な
数値となりますが、現在のところ研究者・研究機関は当研究所のみです。


戦前レコード産業の録音回転速度は、定説である78rpm、80rpmといった2つの回転速度
だけではなく、リスナーの期待を大きく裏切る真実があります。

当研究所 専用webストアーでは米国78rpmレコード機材専門会社KAB製造販売の
ストロボ・スピードシートの販売もしております。

回転速度の数値は山本所長と菊地主任が一番初めに行った考察と同じ交流周波数値からの算出
を基準として、60Hz のストロボ照射による複数回転数値シートとなってます。

(研究所ストアーは ピクチャーをクリック)


SP盤をお楽しみの皆さんは このストロボシートを使用し、
ターンテーブルの再生速度を録音速度に合わせる必要が御座います。

ただし、録音速度を知っていればの話です。
録音回転数は しっかり交流モーターで回転していた時代や重り動力の時代での
操作には違いがあり、回転数はエンジニアによって楽曲によっても異なり、
さらには同じ楽曲のテイクによって異なる場合すら御座います。

どんなに精度のよいターンテーブルを持っていても 録音回転数が大きく違っていれば
表現される音は 全く違うもの となってしまいます。

あなたの持っている SP盤がどの回転速度で録音された盤なのかを知るためにも
私たちとの情報共有や交流をお薦め致します。

ブルースレコード音源のハヤマワシ発言に 腹を立て否定をしたり、大して変わらないなどと
負け惜しみをいう方もおりましたが、世界の認識は確実に真実を自覚しております。

このストロボスピード・シートは70~90rpmまでの間で 12種類もの回転数を表記してます。
また 当研究所の研究では70rpmを下回る録音もあると考えてます。


>>>Trace Pitch 理論
>Trace Pitch 計測方法

>>>TP 冷却剝離による収縮率 (会員公開)


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