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戦前ブルース音源研究所

Pre War Blues Laboratories

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TP (Trace Pitch)の計測方法を公開致します。


難しい作業ではありませんが、簡単なルール(方法)に基づいて計測をしております。


1) レコードの溝の幅 TW (Trace Width)を ノギスを使用して出来る限り正確に計測します。
通常のノギスは、小数点第2位 0.05ミリまで計測可能です。

計測する位置は レコード盤内輪に打刻されているマトリックス番号の位置を選択し、円盤の直径線の
延長線上にノギスを当てるのが理想です。


2) デジタルカメラを使用しマクロモードでTWを計測した位置を撮影します。

光量が不足していたり、光の向きによっては溝がボケて写りませんのである程度の条件で行います。
光は斜めにあてて 溝の影を作ると分り易いです。(スキャナーでもOKです)


3) フォトショップなどの画像編集ソフトで画像拡大し、内輪側の溝(T)より計測します。
10Tごとにマークを付けると後々 分り易い資料として残すことが出来ます。


この溝を数える作業は 慣れないと目がとても疲れます(笑)

4) TW を T で割ると TP の数値が割り出せます。


5) 【参考資料の作成】 下記のように10T毎にポイントマークを付けて、
マトリックス番号の刻印がレコード盤の個体を証明出来ます。

そして レコードの曲名・アーティスト名、計測した TW, T, TP を記入しておけば良い資料となります。
 
もしも皆様がお手持ちのSP盤を測定して下さるのであればこの様な簡単なルール(方法)で計測して下さい。

TPは 複数存在しております。

とくにパラマウントの録音を請け負っていたシカゴのマーシュスタジオなどでは録音の度に変化を
させるような作業を行っておりました。

それは録音時の収録時間(回転速度)と関係があるかも知れないのです。

逆に言えば、彼らがそこで行っていた作業を知ることで操作を逆算出来るかも知れないという事です。


 


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