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Pan Records

戦前ブルース音源研究所

Pre War Blues Laboratories

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(写真提供 研究所 左海様)


どんなマイクに向かって唄っていたのだろう?
 楽器の音はどのマイクで収録したのだろう?

カーボンマイクの感度は 私達の想像を遥かに超える。
 古い時代の機材は現代のモノに比べ劣ると思い込んでいるのはある意味 正しくない。

音質に特徴がある事には間違いない。 
現在のダイナミックマイクだってモデルによって特徴はあるのだから。 


しかしLPやCDから聴こえてくる特徴的な
こもった音質の正体ではなかった事は知って頂きたいし伝えておきたい事実でした。
次回は実際に音を出して検証をするような、本格的な実験を体験して頂けるように準備したいですね。




(写真提供 研究所 左海様)


こちらは 80年から100年以上前のパーラーギターです。 
アメリカではこのコンサートサイズのスティールギターが大流行しバカ売れしたんですね。 

1800年後半から1910年頃までは、結構真面目に作っていたギターでしたが
モンゴメリーやシアーズといった通販量販競争も激化し、安物合戦となっていくのです。


またテールピースブリッジは画期的な機構であり、ボディのサイズを企画モノで複数社にオーダーした場合、
製造工場の違いでフレットピッチに差異があったとしてもブリッジの位置をずらせば問題はないという便利機構でした。
 このため同じブランド名で複数社にギターをOEMする事も多くありました。





マスタッチオ・ピラミッド・リーガル ブリッジと呼ばれている 
主にステラ(オスカーシュミッド)のアフターパーツとして販売されていた
ブリッジが近年ドイツのある場所で発見されました。 


レコードだけでなくギターの部品もまだまだ80年の眠りから
覚めずどこかにたくさんあるのかも知れませんね。

こちらは レコードです。 
 これは全て1920年代~30年のブラインド・ブレイクのSP盤です。
所有する全ては展示出来ませんでしたが現物をご覧頂けました。

何故 ここまで収集しないといけないのか? 
それは現在販売されているCDやLPに収録されている楽曲が78rpm再生でない場合も含み、
過度のイコライザー処理により本来の音質と大きく異なる事もあると分かったからです。

(写真提供 研究所 左海様)

そして、講演の中でも説明させてもらった様に、当時のエンジニアが隠して来た作業を知るために
78rpm再生の音程やカッティングマシンの設定を知るために溝を数える事が必要となったためです。
 レコード盤には私達が知らなかった多くの情報が残されていました。




例えば、重量です。 

同じ盤でも質量が異なります・・・ここから当時の製造工程や品質管理の精度などが見えて来ます。

更には、溝を切るスタート地点や曲中に発生する音程誤差など・・・ 
又はラベルの位置 中央の穴の大きさなどなどです・・・・


ブラインド・ブレイクの死亡証明書と奥さんベアトリス・ブレイクの死亡証明書、
ブレイクの検死報告書を額入れてご覧頂きました。

プロジェクター画面では、二人の墓地内の住所が書かれた紙などもご紹介しました。
研究所公演 こちらは演奏の方の公演です。

Huey and Aki Blake Kikuchi による 一発セッションです!  楽しかったです。



現地に最期に入ったPee's Blues Band のドラムス トオルさんは
 夜中の2時半入り、その後もブルース関係の出演者は 酒を飲み続けてます。


Hueyさんは 真夜中に私とようやくサウンドチェック! 

しかし 持参したボトルネックが落ちて パリン!!げ! 最悪 不吉な予感・・・・

やけ酒なのか 嬉し酒なのか とにかく酒 酒 酒 で 朝まで飲んでました。

私(aki)は 酒を飲まないので 4時半に部屋へ戻り6時20分には再びラウンジへ

一階のバーでは、目を真っ赤にしたHueyさんが!!!



(Photo Chihiro Ishikawa)


全く寝てない! それどころか酔っ払っているではないか! 

大丈夫?? マジで  Hey!!    Mr. Huey !    Are you ready?
Ok Ok!   


これが 戦前のパーラーギター達です。 

ブレイクが写真で持っているギターを突き止めようと収集し計測し検証をしたギター達です。

戦前のブルースマンの誰誰は きっとあんなギターを弾いていたと思う・・・・
 ロバートジョンソンのギターの音は きっとあれだろう・・・・なんて。。。。


これだけのギターを集めて 当時の弦を知り、張り、 当時のマイクで同じ様に演奏をし録音をする。
でも 違う。 

再生速度が違っているんじゃ どうしようもない。 
 ハヤマワシ だぜ・・・たぶん。。。




(写真提供 研究所 町田様)



どこまでやったらわかるのだろうか? 
だから やれるところまでやって 次の世代へ バトンを渡したいと思う。
16歳の高校生が大阪からやって来ました。

とても熱心にギターの事を知ろうとしていました。

ご理解のあるおかぁさんと一緒に来てくれました。 
飛行機とレンタカーを乗りついで こんな遠くまで。。。。

15歳の中学生が埼玉から一人で電車を乗り継いでやって来ました。 
彼はチャーリーパットンが好きだと言います。パットン検証は彼に譲る事にしよう。



クロマニオンズのご関係者の方がヒロトさんに薦められて遠方遥々 研究所講演にお越し下さいました。
やはり 芸術的な感性が豊かな方の行動力や感受性には脱帽します、嬉しい出逢いでした。
 
Blues & Soul Records 濱田編集長様もお越し下さいました、
私達がどこまでやれるかはわかりませんがブルースという音楽が好きです

読者の皆さんに新しい情報を 紹介出来るよう頑張ります!  

濱田編集長様初めBSR誌の皆様にも心よりお礼申し上げます。

私が高校一年生の頃を思い出しました
バンド バンドに明け暮れる日々でした。
 もっと 自分に合う音楽に出会いたい! もっと知りたい! もっとうまくなりたい!

この 素直な気持ちは 今もまだ心のどこかに残っている。 
 当たり前に聴いて来た ブルースが "ハヤマワシ" なんだぞ!黙っていられるか。


この研究所の展示所有物は、全て私が個人でブレイク検証として研究の為に集めた貴重な資料です、
ここまでやってもまだ真相がわからない。
次の世代は、ここから引き継いでくれたらいい。



仕事というのは 愛情を持って嘘偽りなく行って欲しい、そうじゃないと80年後の私達はこんなに苦労するんだから。

 ちゃんとやってくれよ。

今、伝えないと これから知ろうとする世代の人には全くわからなくなってしまう。
 私にとってはエジプトの発掘と同じくらい重要なんだ。。。

ブルースはこれからが面白い。 新しいブルースとの出逢いがまだまだ待っているのですから。


             
ありがとう ございました。 新しい出逢いに 乾杯!!
 
                                                                                                                                                             (Photo Chihiro Ishikawa)
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